金が3二にいると、飛車は成りこめません(1)
飛車が2一の地点に成りこめて成功したというところにもどってみましょう。
この図ですね。

しかし、早い段階から相手の金が3二のところにいると、この飛車成りは成功しません。
3三の地点の角成を目指したところで、相手はそれを阻止しようと受けるわけです。
いくら弱いこまおでも、この角成は受けることが多いです。
これまでの話では、金は4二に上がっていて、これで3三の地点を受けていました。
この図です。

しかし、ここで4二ではなく、3二に金を上がられたらどうでしょうか?
こうなりますね。
9三の角成まですすむと、3二に金をあがった場合では、下の場面になります。
ここから同じように、飛車先の歩をついていきましょう。
この図ですね。

しかし、早い段階から相手の金が3二のところにいると、この飛車成りは成功しません。
3三の地点の角成を目指したところで、相手はそれを阻止しようと受けるわけです。
いくら弱いこまおでも、この角成は受けることが多いです。
これまでの話では、金は4二に上がっていて、これで3三の地点を受けていました。
この図です。

しかし、ここで4二ではなく、3二に金を上がられたらどうでしょうか?
こうなりますね。
9三の角成まですすむと、3二に金をあがった場合では、下の場面になります。
ここから同じように、飛車先の歩をついていきましょう。
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竜と馬をつかって、8枚落ちこまお玉を詰ます練習(3)
今回も、竜と馬をつかって、こまお8枚落ちの相手玉を詰める練習をしていきましょう。

これまでと同じように、竜と馬で相手の玉にせまっているところです。
この場面で、詰みをさがしてみましょう。

馬が7一にうごいたらどうでしょうか?
相手の王は、6一、8一、8二に行くと馬にとられてしまいます。

・・・が、7三に逃げる手がありました。
このままだと、上に逃げられてしまいます。
これは失敗です。
正解は、

馬ではなく、竜を7一に持ってくることでした。
これだと、7三は竜が効いているので、相手の王は逃げることができません。
6一、8一、8二に逃げると竜にとられてしまいます。
詰みになり、成功です。
竜と馬のどちらかでないと詰まないパターンも多いので、注意しましょう。
それが見ただけですぐに分かるようになれば、大分将棋に慣れてきた証拠だとおもいます。

これまでと同じように、竜と馬で相手の玉にせまっているところです。
この場面で、詰みをさがしてみましょう。

馬が7一にうごいたらどうでしょうか?
相手の王は、6一、8一、8二に行くと馬にとられてしまいます。

・・・が、7三に逃げる手がありました。
このままだと、上に逃げられてしまいます。
これは失敗です。
正解は、

馬ではなく、竜を7一に持ってくることでした。
これだと、7三は竜が効いているので、相手の王は逃げることができません。
6一、8一、8二に逃げると竜にとられてしまいます。
詰みになり、成功です。
竜と馬のどちらかでないと詰まないパターンも多いので、注意しましょう。
それが見ただけですぐに分かるようになれば、大分将棋に慣れてきた証拠だとおもいます。
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竜と馬をつかって、8枚落ちこまお玉を詰ます練習(2)
引き続き、竜と馬をつかって、8枚落ちのこまおを詰ませる練習をしてみましょう。
今回はこの場面です。

2とおりの詰みがありますね。
どうでしょうか?

ひとつは、馬を7二にもってきて、相手の金をとるものです。
7二には龍が利いているため、相手の玉はこの馬をとることができません。
相手の玉は、6一、6二、8一、8二のどこに逃げても、馬にとられてしまいます。
これは詰みですね。
もうひとつの詰ませ方は、これですね。

今度は、馬ではなくて、龍を7二に持ってきて、相手の金をとりました。
7二には馬が利いているので、相手の玉はこの龍をとれません。
やはり、6一、6二、8一、8二のどこに逃げても、龍にとられてしまいます。
なので、詰みになります。
相手の玉の目の前に駒をもってくると、詰ませやすいですね。
今回はこの場面です。

2とおりの詰みがありますね。
どうでしょうか?

ひとつは、馬を7二にもってきて、相手の金をとるものです。
7二には龍が利いているため、相手の玉はこの馬をとることができません。
相手の玉は、6一、6二、8一、8二のどこに逃げても、馬にとられてしまいます。
これは詰みですね。
もうひとつの詰ませ方は、これですね。

今度は、馬ではなくて、龍を7二に持ってきて、相手の金をとりました。
7二には馬が利いているので、相手の玉はこの龍をとれません。
やはり、6一、6二、8一、8二のどこに逃げても、龍にとられてしまいます。
なので、詰みになります。
相手の玉の目の前に駒をもってくると、詰ませやすいですね。
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竜と馬をつかって、8枚落ちこまお玉を詰ます練習(1)
前回、うまくいきすぎた展開で、相手の玉を詰ますことに成功しました。
今回から、何回かに分けて、竜と馬をつかって、8枚落ちのこまお玉を
詰ませる練習をしていきましょう。
詰ませるパターンをいくつも覚えておくと、もしかして実戦でつかえる
時があるかもしれませんからね。
この場面では、どうでしょう?

馬を6二に寄ったところです。
相手が、「つぎに金を取られる」とおもって、金を逃げたとします。

金は、7三→6四に上がりました。
しかし、こちらの狙いは、相手の金ではなくて、詰ませることでした。
ここの場面で、詰みがあります。
どうでしょうか?

龍を5一に持ってきました。
相手は、5一の龍を取ると、馬でとられてしまいます。
相手の王は、3一、4一に逃げると、龍にとられてしまいます。
5三に逃げると、馬にとられてしまいます。
5二は龍、馬両方が利いています。
これは詰みですね。
ポイントは、相手に上部に逃げられると大変なので、
5三に逃げられないように、馬を利かしたしたことでした。
今回から、何回かに分けて、竜と馬をつかって、8枚落ちのこまお玉を
詰ませる練習をしていきましょう。
詰ませるパターンをいくつも覚えておくと、もしかして実戦でつかえる
時があるかもしれませんからね。
この場面では、どうでしょう?

馬を6二に寄ったところです。
相手が、「つぎに金を取られる」とおもって、金を逃げたとします。

金は、7三→6四に上がりました。
しかし、こちらの狙いは、相手の金ではなくて、詰ませることでした。
ここの場面で、詰みがあります。
どうでしょうか?

龍を5一に持ってきました。
相手は、5一の龍を取ると、馬でとられてしまいます。
相手の王は、3一、4一に逃げると、龍にとられてしまいます。
5三に逃げると、馬にとられてしまいます。
5二は龍、馬両方が利いています。
これは詰みですね。
ポイントは、相手に上部に逃げられると大変なので、
5三に逃げられないように、馬を利かしたしたことでした。
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